京浜大地震、東海地震、東南海地震、南海地震から始まるストーリー

「大地震」をテーマというより「戦争」をテーマにした漫画。

 

漫画「太陽の黙示録」のあらすじを書きます。
ネタバレ注意。

 

物語は、2002年の「日本大震災」で日本列島が真っ二つに割るところからスタートします。
その後、日本は事実上2つの国になります。分断国家です。

 

一つは、札幌を首都として中国の影響を強く受けるノースエリア。
もう一つは、福岡を首都としてアメリカの影響を強く受けるサウスエリア。

 

この2つの日本と、アメリカ・中国やEUの思惑が絡み合います。
そして、ついに日本民族同士の内戦にまで発展します。

 

一見、「大地震をテーマにした漫画」と見られがちですが・・
実は戦争をテーマにしているようにも思えます。
朝鮮戦争やベトナム戦争のように、日本人どうし同じ民族で戦争になるストーリーです。

 

せつないストーリーですが、日本が愛おしく思えてきます。

 

ネタバレ注意!太陽の黙示録のあらすじ関連ページ

「太陽の黙示録」と小松左京「日本沈没」について
小松左京先生の「日本沈没」を連想する「太陽の黙示録」・・。沈没はまぬがれた日本列島ですがその後、苦境に立たされた日本民族の生き様がよく表現されていました。太陽の黙示録は、電子書籍版もダウンロードできます。
本土決戦を連想・・
大東亜戦争の末期、アメリカ軍は日本本土侵攻作戦「ダウンフォール作戦」も策定していました。結局、日本側の降伏により作戦の実行はありませんでした。内容は恐ろしいものでした。「太陽の黙示録」は本土決戦を連想させられます。
首都機能移転の候補地は?
かわぐちかいじ先生の漫画「太陽の黙示録」では、大地震の富士山の噴火で首都機能が麻痺します。そして、札幌に首都機能を移転します。現実的に東京が地震でダメになった場合は、どこが首都になるのでしょう?
太陽の黙示録の感想
かわぐちかいじ先生の漫画「太陽の黙示録」の感想は「腹黒い大人の事情の世界と異常なほどの正義感のぶつかり合い」ということです。主人公の柳舷一郎は、違和感があるほどの正義感です。一方で、作品全体としてはドロドロとした大国の思惑や大人の事情が蠢きます。そのギャップが良いです。