共産主義者を自認し、「神はいない」と断言していた青木雄二先生。

青木雄二先生の名言「今の、漫画家は甘っちょろいことばかり書いている」

マンガ全般は、おおむねハッピーエンドやサクセスストーリーが多いものです。

 

読後に心理的に凹み、カタストロフィー(悲劇的な結末)を連発させたのが「ナニワ金融道」。
エグい内容ですが、不思議と笑えるような漫画です。

 

作者の青木雄二先生ご自身が、マンガのキャラ以上に強烈な個性の方でした。
先生が本の中で
「今の漫画家は、甘っちょろいことばかり書いている。」
「わしが、ホンマもんの資本主義を描いてやる。」

などと語っていたのが印象的です。

 

他にも、さまざまな名言を残されています。

「人間は、狼にもなれる、鬼にもなれる摩訶(まか)不思議でうさん臭い生き物である。そんな人間がつくり上げたこの資本主義も、じつにうさん臭い。そのところを、しっかりと見極める眼をもって、生きていこうやないか。」
「資本主義社会の悪い点を一つ一つ是正していけば、最終的には日本は共産主義社会に移行せざるをえなくなる」
「神はおらん」

私が、最も印象的だった名言は「ナニワ金融道」8巻の桑田澄男のセリフです。
「ド素人 のほうが極道よりやることがえげつないことがようわかったやろ」

「ナニワ金融道」の漫画家、青木雄二先生の名言集関連ページ

闇金融との違い
普通の金融会社と闇金融とは違います。ナニワ金融道の帝国金融は闇金融ではありません。国や都道府県に貸金業者として届け出を行っている業者は、取立ての際に多少のトラブルがあったとしても闇金融ではないです。
漫画で社会勉強
漫画「ナニワ金融道」で、手形のことや連帯保証人の話など社会のことに詳しくなったという方は多いです。作者の青木雄二先生は綿密な取材を行っていたようです。肉欲棒太郎が、ヤクザ関係者と関わるシーンもリアルに表現されていました。