大阪芸術大学の純丘曜彰(すみおか てるあき)先生の説が興味深い。

ウィキペディアがあるのに。リアル百科事典の電子化なんてしないでしょ。

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「電子書籍」に関する議論は活発です。

 

「紙が不要な本の登場で資源の節約になる」
「スペースをとらないので多数の本を所蔵できる。」
などの話がメインです。
根本的に、はなっから「本というものは凄い」という発想です。

 

ところが
大阪芸術大学の純丘曜彰(すみおか てるあき)先生は違った見解を持たれています。
一口で言えば
「本を電子化しようという発想自体が陳腐。」
という意見。

 

「メディア(媒体)」とは、情報を伝達、記録、保管に用いられる装置です。
歴史は古く。

 

古代では、洞窟の中の壁などが利用されました。
「壁面」で、いろんな情報を伝えるわけです。
狩りの仕方、先祖の歴史などを描いて伝える。

 

「洞窟の中の壁」というメディアの後は、
木や石などが使われました。文字の発明が大きいです。
壁面に比べて便利です。

その後、「紙」が誕生して「本」が誕生して
「活版印刷」で便利になり・・
さらにラジオ、テレビなどが誕生しました。

 

それで、現代ではインターネットを利用した電子化の時代になったわけです。

 

このような背景で
電子の時代になって「本の電子化」に固執するのはナンセンスにも思えます。
普通の
ネットのサイトやブログで、良質なものは「本」みたいなものでしょう。
百科事典の電子化などをしなくても、ウィキペディアがあるし。

 

古代に例えれば、
「文字」ができて、石や木簡や紙が利用されているのに・・
「壁画の絵を、石に描く、木管に描く」
というような発想に近いわけです。

 

あるいは、ラジオ番組を、テレビを使って音声だけ流しているというような状況。
それもアリですが、普及するかどうかは疑わしい状況です。

リアルの本の中には良書もありますが、
中には内容がペラペラで、そこらへんのブロガーよりも遥かに劣るという物も多いわけです。
それでも
活字の本ならば、この説は成り立ちそうですが・・マンガの場合は電子化に向くと思えます。

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